ジュマンジ／ウェルカム・トゥ・ジャングル　◎

4月20日20時35分〜　吹替え　MOVIX　1100円(MOVIXday)

おっさんの中身が女子高生というのが気になって鑑賞。
DVDで良いかな？とも思ったけど評判が良いみたいなんで、MOVIXdayで1100円だったので金曜日に会社帰りに観に行きました。

めちゃくちゃ面白かったです。
つい笑ってしまうシーンがいっぱいあって、映画館で笑い声が起こってました。

つづきはネタバレありの感想。

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ネタバレしない方が楽しいよ！

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学校の問題児4人(ひ弱オタク、黒人スポーツマン、インスタ命ギャル、ガリ勉根暗女子)が居残り中に倉庫で見つけた古いテレビゲームでゲームを始めたら、ゲームの中に吸い込まれて、ジャングルの中で冒険する。という話なんですが、とにかくキャラクターが面白いんですよ。
何なら、それだけです。
外見と中身が別の人（入れ替わってるー的なドタバタ）と、それを演じる役者（声優）の演技の素晴らしさだけで映画が成り立ってる。
めちゃくちゃ面白い！！
何なら、もう一回観たい。
私は、反復するという行為が極端に嫌いなので、一度観た映画を何度も観るとかいうのは基本的に苦手なんですよ。
どのくらい苦手かというと、好きな映画のDVDを購入しているのに一回も観ていなかったりするくらい。
何十年もたって、内容がうろ覚えになったら観ようと思ってるんだけど、好きなだけあって印象深くて全く忘れない…。
そんな私が、もう一回観たいって思うのは非常にレアなんですが、ストーリーがどうこうとかより、役者の表情というか、演技というか、効果音も良いんですよね。
特に、ハゲマッチョなセクシー博士（セクシー博士がハゲでマッチョだとは思ってなかったわ…）のフェロモンダダ漏れの時の効果音と表情とめっちゃエエ声のコラボ、エンドレスで観たいくらい面白かったです。
多分、フェロモンにやられたんだと思います。

ハゲマッチョセクシー博士の中身が弱虫な演技がオモシロ過ぎて、さりげなくスルッと観ちゃってましたけど、デブのオッサンの中身が美少女ギャルなのも、期待通りの面白さでした。
こっちは演技がナチュラル過ぎて、映画観てる間は普通に、中身の女子高生で観てた気がします。オッサンが女子高生の振りしてるって感じじゃなくて。
インスタ大好きで常に自撮りしてるような金髪美少女だったので、デブのオッサンになったらさぞかし絶望して騒ぐんだろうと思ったら、ゲーム内だけだと割り切ってるからかも知れないけど、最初こそ嫌がってたものの、そんなに駄々をこねることなく、結構能天気に楽しんでて、ギャルはのん気だなーって思いました。気の良いデブじゃなくて、無責任のん気で元気は女の子に見えていて、憎めなかったです。
うーん…改めて考えると、あの役者、超演技上手いな…。
とっても好感が持てる女の子（見た目はデブ）だったので、恋の結末の切なさと、その時の彼女のさわやかで可愛い笑顔が、凄くチャーミングに観えました。
女戦士の中身のイケてなさも凄かったなー！
あんなに美人でスタイル抜群で妖艶なルックスなのに、めちゃくちゃ残念な感じになっちゃってるの、映画館内は一番笑われてました。

物語の中に主人公が入ってしまうというのは、ものすごく良くある展開のストーリーで、なんやかんやで現実に戻るんだろうっていう結末も予想がつくんですが、キャラクターが最高に面白くて人間ドラマが面白いので、楽しんで観れました。

ゲーム自体はクソゲーなんですけどね。
ゲームのストーリーは全く面白くないです。
でも売れてるゲームとかじゃなくて、ジュマンジだから仕方ないかな（笑）
人間ドラマをひきたてるために、あんまり複雑なストーリーにはしてないのかも。
ただ、ルールは良くできてる。
ゲームらしいライフの設定があって、ライフは3つまでなんですけど、2回までは結構、無駄に使っちゃったりとか、3つまでは死なないから、必要に応じて使うって発想の転換もゲーム脳っぽくて良かったです。

子供達の色々な問題もゲームのおかげ（？）で解決していて、ラストはハッピーエンドになってたし、教訓的にも説教臭くなく散りばめられていて、子供に見せたいタイプの映画でした。
春休みに間に合ってないよね？
これこそ、小学生が長期休みに初めて映画館で洋画を観て、映画って面白い～！！ってなるタイプの映画なんじゃないかと思うのになー！
こういうのなら小学生でも退屈しないで最後まで集中して観れるだろうし。
自分の記憶だったら、グーニーズとか、ネバーエンディングストーリーとか、OZとか～！
あれがあったから、今、映画好きな自分がいると思いますし。

とりあえず、セクシー博士のフェロモンダダ漏れ（効果音付）もう一回観たいです。