15時17分、パリ行き ◎
3月20日 20時45分〜 MOVIX(MOVIXDAYで1100円)
シンプルに面白かったです。
ここ最近で観た映画の中では、一番面白かったと言っても過言ではなかった。
メインの三人のルックスのバランスが面白い。
悪人面っぽい主人公に、人が良さそうな友人、唯一の黒人が一番ハンサム。
で、一番活躍するのが、悪人面の男の子。
役者で選ぶなら、このルックスの俳優を主演にはしないだろうと思うので、この絶妙なバランスが生まれたのは本人出演ならではなんですよね。
以下はネタバレ感想
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大丈夫です?
途中の観光中の楽しそうな様子はロードムービーっぽいし、ハリウッド映画っぽい筋書きなのに、映画自体はカンヌ系っぽい雰囲気があるのは、本人達が実話をなぞってるというリアル感のせいなんでしょうね。
とにかくセルフィーを撮りたがるのとか、自撮り棒とか、何か本当に普通に面白くて、ニヤニヤしながら観てしまいました。
タイトルからしても、最終的に絶対パリに行くって分かってるのに、旅先で会う人が皆、パリに行くな行くな言ってるのも面白いです。
それでも行くのかよ!という運命の面白さ。
実話だと思うと本当に面白いです。
そんな楽しそうな観光旅行の合間に何度も挟まれる、電車の中の不穏な事件のワンカット。
前知識がなくても、何か起こるんだなという不安を感じます。
タイトルから考えても、パリ行きに乗ったら、この事件が起こることは明白なので、パリ行かなければ良いのに!という気分が高まります。
それでも、ゆるぎない意志でパリに行く一行。
時として、神に導かれるように理屈に合わない行動をとってしまうことがあるのが、逆に現実というものだったりもしますよね。
いかにも問題を起こしそうな三人組が、素晴らしい行いをするんですけど、子供時代の回想はクソガキとしか思えないし、そもそも主人公の顔が何か仕出かしそうで、性格的にも問題があるのに、今にも爆発しそうな事が度々起こって、それでも、あのラストまで辿り着けたというのが、物凄い奇跡だなと思いました。
途中経過はとってもハラハラ感があった。
勉強になったこと。
・私は割と、こいつは駄目だなと、人を判断しがちなんですけど(新入社員とか、悪ガキとか)見捨てず諦めないというのは大事。
・見た目の印象で判断しちゃダメ。
・軍隊には、矯正力がある。
・友達って大事
友達の息子が、良く校長室に呼ばれると聞いたんですけど、職員室ならともかく校長室に呼ばれるなんてある???と思ってたけど、良くあるんだ…いや、良くは無いのか…でも、結果としては、そんな子供でも大丈夫なんだ!…という個人的な納得もありました。
構成が凄く良くて、この流れを退屈に思わせないのは凄いし(結局、落ちは分かってるのに!)、素人とは思えない出演者達のナチュラルな表情を引き出してるし、監督は天才だな!と言ったら、友達に、「当たり前だろ!クリント・イーストウッドだぞ!」とツッコまれました。
MOVIXDayで1100円で、翌日が祭日なんで、何か映画観たいなーと思って、時間が合いそうな映画の中では、これくらいか?ってテンションで観たんですけど、めちゃくちゃ面白かったです。
観て良かったー!!!!
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