ブラック・パンサー ◎
3月23日 MOVIX レイトショー1300円
全く期待してなかったんですけど、結果としては、めちゃくちゃ面白かったです!!
ワカンダ王国が、とにかくカッコイイんですよー。
前半のワカンダ王国観光案内みたいな映像だけで大満足ー!
民族的なエキゾチックさと未来SF都市が絶妙でした。
手塚治虫の漫画の未来SF都市を最初に見た時みたいな興奮!ときめきーー!!!
世界観が物凄く魅力的で、映像のカッコ良さ、センスの良さが素晴らしかったです。
以下はネタバレあり感想
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良いっすか?
最近のマーベルさんとは相性が悪いので、全く見るつもりはなかったんですが、ブラックパンサーさんの武器は爪!と聞いて、引っかくの?それって猫?にゃんこ可愛いの?という猫好きの血が騒いで観に行きました。
結果としては、爪では戦ってませんでした。
いやいや、爪は役に立ってましたよ!
・カーチェイスで走ってる車にしがみつくのに爪立ててた
・車の方向転換に道路に爪立ててた
・お父さんが弟を殺した死体に爪跡残って証拠になる
…役に…立ってました…よね?
猫度は5%くらいでした。
残念!!
世界観のビジュアルだけでなく、ストーリーも週刊ジャンプみたいな胸熱展開で面白かったです。
キャラクターが皆、意外なところで頑張るー!と言うのが良かった。
CIAの人のシーンとか、ジャバリ族のエムバクとか、一度戦った奴は仲間!みたいな展開もジャンプ的で良いよねー!
だから、最後もキルモンガー許してあげても良かったのでは?という気がしました。
結果として、キルモンガーは死ななきゃいけないほど悪いことしてないような…正当な決闘で勝って、王としてポリシーを持って戦うぞーと言うのは、力こそ正義!なルールだから、別に悪くないんですよね?
戻ってきたブラックパンサーが、輸送機ガンガン撃ち落としてるのとか、国民なのに大丈夫?みたいなもにょ感もありまして、あんまりスッキリ、ブラックパンサーを応援しよう!という気分にもならないような…いや、この王様で大丈夫?!大丈夫じゃないよね?!ってところで、ティ・チャラ生きてたー!ってなった時は普通に、わーい\(^o^)/と思ったので、キルモンガーを応援してるって訳でもないんですけども…でも、あの反撃始まった途端に、え?これ、どっちが正義?ってなりました。
ただの勧善懲悪のストーリーではなくしたいんでしょうけど、ヒーロー映画はやっぱり、その辺の倫理観は整理しておいてもらいたい。
…というのを考えると、ジャンプの漫画は上手いこと整合とれてるなー!と改めて感心します。
アクション映画としては一番大事な、パンサー同士の戦いも地味…というか、もっと上手い展開を考えて勝たせて欲しい。
ストーリーも面白かったんですけど、もうちょっと整理して欲しいです。
後、やっぱり長い。
90分位がベストだなーって話で友達と合意しました。
マーベルとは寄りを戻そうと思います♥
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