スリー･ビルボード ◎

2月17日　TOHOで鑑賞

初めてのTOHOでした。
綺麗で空いてて良かったです。
怒れる女の怒りがおさまらない映画。
凄く良かったです。

以下ネタバレあり。

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予備知識無しで見た方がハラハラして良いよ！

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大丈夫か？

主人公の状況は客観的に考えると凄く可哀想なんだけど、本人があまりにもエキセントリックと言うか、アメリカン･ヤンキーそのものなんで、あんまり可哀想って感じはしない。
とにかく怒ってる。
何をしても怒りが収まることはない。
娘が帰って来ることはないから、仕方ない。
仕方ない！分かる！！！
分かるけど、そろそろ諦めてくれー…という気分になるけど、全然諦めない。
まー、分かる。これで、途中で気が済むってのも変な話だし…。
被害者の肉親は、決して怒りが収まることが無いんだね。
デビルマンみたいに、こうなったら嫌だなーという事が次々起こる。
現実ってこういうことかーという感じにどんどん悪い事が繋がる。
幸運な奇跡は起こらない。
だから、ラストの終わり方は良かったです。
さわやかに終わってくれた。
多分、この先も、どんどん酷いことになりそうだけど…。
シニカルに描かれているのに、登場人物は皆好きでした。
監督は良い人なんだろうなーと思う。
本当に全員好き。
良い人は凄く良い人だし、嫌な奴にも良い所がある。
良い人が本当に良い人なのに、それでも主人公の心が癒やされることがないというのも、リアルで良いです。
スリリングでハラハラして、ずっと引き付けられました。
良い映画でした。これは、近年観た映画の中では、凄く好きな映画でした。
多分、ずっと良い映画だったなって覚えてるタイプの映画。

友達のオススメで食べてみた、ミニパンケーキとカフェオレ。
ミニパンケーキもちもちで美味しかったー！！
TOHOシネマはフードメニューが充実してて目移りしますー！