だるだるなまず日記

バツイチ独身女の日常覚書、映画ドラマ雑感(凄く良い◎良い○微妙△金返せ×)割とネタバレしてますが、あらすじ説明はしてません。観た人向け。

子宮全摘出の話

子宮筋腫が大きくなっちゃって、子宮を全摘出する手術をしたんですよー。
続きは、女性特有の話題になりますので、注意!





私の場合は3年前くらいから、直径5cmと3cmの筋腫ができていることがわかっていて、毎年定期検診を受けてはいたんですけど、年齢的に閉経したら筋腫は小さくなることが多いので、逃げ切れるのではないかって話で手術は見送られていました。

最終的には2kgの筋腫になってしまってからの手術になって、大事になってしまったので、早めに手術しておけばよかったなーという感じなんですけど、筋腫ができる位置が良かった(?)みたいで、相当大きくなっても生理痛とか出血とかの問題がなかったんですよ。
生理周期も、私はもともとが不順(というか周期が長いタイプ。たまに2ヶ月に一回になったり)だったんですけど、筋腫ができた頃から何故か30日周期に整ってきて、今まで生理っていつ来るかわからなかったのが、次の予定がわかるようになって、便利ー!!とか言ってたくらいでした。
筋腫ができても特に体調に問題がなかったので、何か異変があったら、すぐ手術だよ!と言いつつ見守られていたんですけど、さすがに2kgの大きさになった頃には、お腹を触ったら固いものがあるのが分かるようになって来て、腸が苦しい気がする?という感じになって、ちょっとこれはもう、手術しましょうということになってしまったのでした。
年齢的にも、後10年閉経しない可能性もあるので、あんまり逃げ切れることを期待できないなって話になりました。

そもそも入院も手術も初めての経験だったので、できることなら、やりたくなかったです。
子宮を全摘することに関しては、子供を産む予定もないし、生理がなくなると楽になりそうなので、あまり嫌ではありませんでした。

まず手術前に3ヶ月間、1ヶ月に一回リュープロレリンという注射を打ってもらい、閉経状態にして筋腫を小さくしようとしてましたが、これはほとんど効果がなかったようです。

手術で一番怖かったのは全身麻酔でした。
手術自体は、子宮摘出には慣れてますよーという感じの先生が、そんなに難しくないですよー的なことを言ってて(実際は、4時間の予定が7時間かかるという大手術になってたらしい)そんなに不安はなかったんですが、麻酔に関しては、もしかしたら死ぬかもね…?みたいな誓約書に記名しないとしけなかったり、怖いしかない!!!

でも、実際にやってみると、なんか気持ちよかったです。
すぐに効いたみたいで、気が付くと手術終わってましたが、目が覚めた時は凄く温かくて気持ちが良くて、このまま寝かせといて欲しいなーって感じでした。
すぐ起こされました。

その後は、割と順調に傷の経過も良くて、7日間入院の予定が6日間で帰されました。
麻酔との相性が良かったみたいで、傷の痛みもほとんど感じなかったです。
ただ、その麻酔が、腰から脊髄に管を射し込ませていて、寝てる間に抜けたらどうする?!とか、歩いてる時に転んだら?!とか、自分のうっかりミスが一番怖かったです。
無事に終えました。

その後、退院後3週間は会社を休んで自宅療養していて、1ヶ月で出社しました。
特に問題は起きませんでした。

私の術式は、基本は腹腔鏡手術で筋腫が大きかったため、臍下を少し切っています。
ほんの少しなので、ほとんど傷跡はわかりません。
風船をお腹に入れて膨らませて、中で子宮を切り刻んで袋に入れて外に出すという方法で子宮を摘出したそうです。
手術に時間が掛かったのは、想定よりも筋腫が大きかったからのようです。

2kgの肉塊を摘出しましたが、体重は減りませんでした。
今、1kg増えてます。


今のところ、快適に暮らしています。