ハートストーン　○ - だるだるなまず日記

3月7日　シネマクレール　レイトショー鑑賞　レディースデイ1200円

北欧のゲイの映画という前知識だけで観に行きました。
ちょっと前に、北欧のゲイが主人公のドラマ「目撃者」を観て面白かったので…美形にも期待。
期待通り、子供達は皆可愛かったです。良い金髪でした。

「目撃者」も彩度が低いというか、夏なのに何か寒そうな薄い色の映像だったんですけど、この映画もそうでした。
北欧って、色が薄いの？

主人公の男の子は、まだ子供のような少年なんでしけど、扇型に広がる長く濃い睫毛が根本が金色で美しくて、上から舐めるように何度もカメラが写すんですけど、何度でも見惚れます。
この角度から、いつも親友の男の子は見てたんだなーと思いました。
説明はなく、言葉がなくとも空気感で伝わる関係性と緊迫感。
この内容で二時間は長いと思うんですけど、どうなるんだろうと思って観てると割とあっという間でした。
退屈な日常の空気も上手く表現されていて、こういう映画こそ、映画館で観ないと駄目な映画ですよね。
家でDVDで観てたら、スマホとか観ちゃって、行間を読み取れないまま、つまらない映画のように感じてしまう気がします。

しかし、田舎の子供達の性的な奔放さに驚き！
銃の扱いのラフさが怖い！
崖とか、アクティビティの危険度の高さが恐怖でしかない！
みんなゲイって、すぐ気付くのかよ！結構いるんだね！！！

切ないけど、さわやかで優しい映画でした。
面白かったです。

ところで、シネマクレールの猫は二匹いました。

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